303号室から愛をこめて

何が楽しくて生きているのか

あるある

 

年末の紅白に香水の人が出るとかでないとか。

すべてドルガバのせいだ。

 

レイザーラモンRG先生いわく、

この世で売れているものはすべて あるある らしい。

たしかにミスチルさんを思い浮かべれば納得である。

 

曲が刺さらなかった童貞の私からしたら紅白出場歌手に 別に君を求めてないけど、

あるあるがあるある過ぎて共感しまくってる若い女の子が多いのはわかる。

局所あるあるである。

 

対してミスチルさんは老若男女問わず幅広いあるあるなのだが、

個人的に、古くからある言葉って最強のあるあるなのではないかと。

ことわざ、迷信、言い伝えの類、先人の思想もそう、

昔々から現代にまで生き続けているのだ。最強の証だろう。

 

 

「逆らっちゃいけない」

競馬新聞とオッズを睨みつけている土日の午後によく言うセリフである。

ガッチガチの圧倒的1番人気の馬を買い目から外すか考えているそんなときに、

意固地になって天邪鬼になる必要ないし配当低くても勝ちは勝ちだよ と、

自分に言い聞かせる魔法の言葉である。

 

これも結局あるあるで、

競馬ファンのなかで「最も1着になりそう」というあるあるが1番人気なわけで、

明確に切れる不安要素がないなら本来逆らうべきではないのです。

もちろん1番人気が負けることは多々ありますが。

 

 

逆らってはいけないのは競馬に限らず、

ことわざ、迷信、言い伝えなどにも言えることだと思っていて。

自分自身と向き合う機会が多くなってようやく今更だが気付くことができた。

 

ずっと昔から今に至るまで、それに共感したり救われたりした人がいる、

つまりあるあるだから、今もなお生きて現代の私たちに届いている。

 

そんなあるある、逆らっちゃいけないだろう。

 

 

実際、昔の中国の人の思想を素直に受け入れてみてから

なんとなく気が楽になった気がする。

 

やはり、世界はあるあるでできているんですね…